アニメ「チ。」地球の運動について〜私の魂の傷をえぐる作品

いまからおよそ冥王星の周期2回分くらい前のおはなし。

フィクション?それともノンフィクション???

リアルすぎる気がするのは

気のせいでしょうか?

こんなアニメ、重すぎる

でも、一度漫画本を手にしたら最後

読み終えるまでが

一瞬の出来事で……

 

「硬貨を捧げれば、パンを得られる。
税を捧げれば、権利を得られる。
労働を捧げれば、報酬を得られる。
なら一体何を捧げれば、この世の全てを知れるーーー?」(第1集冒頭)

グロいシーンが多い。
こんな残酷な描写は見たくもない、なのに
なのにどうしてだかページをめくる手は止まらないし
目はどんどん文字を追っていく。
なんで?

もう胸がざわついて仕方ない。
胸がギュッとなるし、キュウううっとなるし、動悸はする。
はっきり言って痛そうなシーンは苦手。

そうわかってる。
私の中の「キロン」=「魂の傷」がうずくから。

「チ。ー地球の運動について」という漫画をご存知だろうか?(アニメでもNetflixなどで公開中)

「チ。―地球の運動について」の物語の舞台は、まだ「天動説」がしんじられていた15世紀ヨーロッパ。宗教支配が強まる中で、異端思想が過激に弾圧されていた。異端とされる「地動説」に触れた天才少年ラファウが、禁忌の知識に目覚め、成長していく姿を描いた歴史漫画です。ラファウは、地球が太陽の周りを回っているという驚きの真理に心を動かされ、真実を追求する道を選びます。しかし、その道は異端とされ、命がけの危険を伴うものでした。知識を求める者たちとの出会いと別れ、試練を通して、ラファウは自由な思考の価値と信念の重さに向き合っていきます。そしてラファウだけでなく異端者だとして迫害を受けながらも自分たちが美しいと信じる「説」の証明に命をかける人々の熱い物語。

10月の半ばに長濱ねるさんがおすすめしていたから、と娘が漫画を全巻購入してきた。私は2年ほど前に天文雑誌に紹介されていて存在は知ってはいたものの例の如く「醸していた」(笑)

読みたかったし、気にはなっていた。

先に娘が。「まあ、読んでみて。話はそれからや」ということもあり速攻で!3時間ほどで読破。

もう、なんとも言えない。
ひとつは、私の中の魂の傷がうずく。
「異端者」「変わり者」「変人」として忌み嫌われるとか、迫害されるとか、禁止される、密告とか火炙りとか、もう本当に身につまされる。

もし前世があるとするならば、異端者だったのかもしれないし もしかすると家族や大切な人をそれで失ったのかもしれない。

今世では子どものころからずっと自分の考えや意見を発言するのが本当に怖くていやだった。

実はいまでもこのようにSNSなどで自分の意見や考えを発信すると命を狙われるのではないか💦という恐怖がいつもいつも背中合わせなのです。

とは言っても、別にそんな危険で重要な情報を持っているとかでもないのですが(笑)

あまり大っぴらになんでも話したり伝えたり発信したくないのは、これが大きな要因らしい。

一方、娘はどのように見ていたのか?読んだのか?
彼女は単純に歴史として「ふーん」「そうだったのか」という感じだったよう。ただ学校でならう歴史や社会の分野は苦手な部類だったらしくて、ほぼ新鮮味を感じたそう。

異端者とか怖いとか思わなかった?身につまされない?と尋ねるも、全く感じないようで……

読む人によって感じ方が違うのは知ってはいたけれど、やはりわたしには酷すぎる内容だったし、身につまされるし、魂の古傷がうずいて 数日はざわついていました。

秋の夜なが、一気に読破するのも一興かもですね

よかったら感想を教えてください(^^)

ことばの書き抜き
・息子よ。この先、何かを学ぶ時、知りたいと感じた時、これだけは、おぼえていてくれ。 疑うのだ。(第8集)

・命を捨てても曲げられない信念はあるか?
世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか?(第1集)

・だが、この地球は、天国なんかよりも美しいということに。(第2集)

・一生快適な自己否定に留まるか、
全てを捨てて自己肯定に賭けて出るか
どちらを選ぶも自由だ。(第2集)

・歴史が君を必要としたからだ。頼む。(第2集)

 

この作品を読んであらためて「地動説」「天動説」ってなんだろうと。
美香考察というか美香の感じたことは、地動説でも天動説でもなくって「全道説」かな〜(笑)と。みーんな生きてて、みーんな動いている。振動している。だから「全道説」なんちゃってw

どの天体も、どの星も、どの銀河もきっと独自の軌道をもって全部が動いているのだから!どの場所、どの地点、どの支店、どの眼でみたか?どこから観測しているか?だけなのでは???と。 (しらんけどw)

 

さて。

作品の題名「チ。」
チ=地=知=血

これを、カタカムナからの視点でみると〜(同じ音は同じ思念を持つ)
チ とは、「カ」の持続する思念。持続する、続くという意味。何がどう続くのかと言うともとの意味は「カ」が「ミ」まで持続されて、「ミ」が生まれるまで続くという意味。

地、血、力(チカラ)などが、持続する続くと言う意味を持っている。ちなみに、外国には日本語のチカラに相当する概念・単語はありません。

チカラは、force,Power,strengthなどの意味とは異なり、くわえたチカラが継続すると言う意味を含んでいる(情報提供、森本靖彦さん)

という視点からの「チ。」を考察するにはもう少し読み込んだり、調べたり、時代背景などの情報も必要そう。

だけど私の本心はもうお腹いっぱい。

 

充分に魂の傷をえぐられっぱなしだから。

異端者、異端者狩りの仕事をしていた、その関係者、家族、どの立場だったのかわからないけれど……

少なくとも今回の人生でのブループリントにこの傷はがっつりと深い痕がくっきり、ぱっきりと残っている感覚しかない。

魂の傷って、実際に何か直接的にダメージを受けたと言うことではなく、なんでかわからない〜というもの。

そういう設定で生まれてきた、としか言いようがないもの。

これを超えた時、手にする感情……✨

忘れる、でもなくて。

頑張って乗り越えるというより

きっと死ぬまで離れないけど、ずっとあるものだと認識しながら共存するもの と解釈してみた。

 

真実や事実、常識から外れたこと、一般と違うことを言ったり、やったりすると命を取られる、狙われるという恐怖

これこそが私の魂の傷。

 

あなたの魂の傷は……?

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