今年85歳。もし生き延びていたら。

この8月に「火垂るの墓」がテレビで上映されるそうで。

(2025年8月15日)

Netflixでも一足はやく公開中を観ました❣️

 

過去には大号泣案件😭😭😭

舞台となっている場所全部知ってるし、近所だし、地理や土地勘全部わかるが故に感情移入が半端なかった😭😭😭

 

三宮駅の改札前もあのままだったし、御影公会堂の舞台にも何度か立ったこともある。御影や石屋川周辺も(^^)

 

西宮の回生病院・夙川(しゅくがわ)・満池谷・ニテコ池……

神戸も西宮もどちらも付近に住んだことがあるので、臨場感倍増過ぎて😭

過剰な感情移入でした。

 

余談ですが、小学生の頃には不発弾が見つかりその付近は爆弾処理のために避難があったり

 

回生病院の近くには砲台跡がいまもどーーんとあったり

 

JR三宮駅には今も銃弾跡が残っていたり(ちょうどフラワーロードをまたがる辺り)

 

とまあ、地理的背景からの感情移入が濃ゆいわたしが数十年ぶりにNetflixで配信されたとのことでさっそく観てみました!

 

まず❣️特筆すべきは

昭和15年生まれの節子と実父は同い年だったという驚愕の事実が判明‼️

これが地理的だけでなくさらになにかしらの距離をググッと近づけたような感覚。

 

特筆すべき パート2は

西宮・満池谷の二人を追い出した展開になったおばさんの年齢にわたしが近づいたこと‼️

 

この2点が今回の感想に大きく影響しているのは間違いなくて。

戦時中、海外で生まれある日突然一瞬にしてすべてを没収され強制収容所へーという実父も、神戸大空襲で一瞬にしてすべてを失った清太と節子。

 

過去に観た時とは明らかに違う視点で観ている「わたし」がいた。

 

泣くつもりでティッシュを準備万端だったのですが。(なんなら泣きたかった😭)今回、数年ぶりに観たけれど一滴も泣けなかった。

 

 

 

20代、30代、そして54歳の今

たったひとつのこの作品に対する感想がここまで大きく変化しているのって、あまりないことだったのでなんとも言葉で言いようのない「違和感」「心にごりごりっとした何かが残る」感覚が。

 

わたしの数十年という人生経験から価値観や視野・視座が、なにより解釈に大きな変更があったという証だと感じている。

 

作品が変わったのではなく、

前回に観た時から今日までに

わたしが変わった。

わたしの体験が増えた

わたしの経験値が増えた

わたしの解釈の範囲に変更があった

 

そう、映画や作品自体や、原作者が伝えたかったことが変わったのではなく

 

わたしが変わっただけだったらしい

 

18歳から54歳の美香が一本の作品に感じることの変化変容の歴史がわたしの中にあった。

 

これが映画を観る醍醐味のひとつなのかも❣️

 

最後に日本の、世界の、地球の、宇宙全体の平和を祈念して。

 

 

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